とりあえず作ってみた(仮)

ユカの冒険というフリゲRPGを製作中です。RPGなのにキーアイテムを集めて扉を開くという、マリオの3Dゲームみたいなシステムです。あと敵が逐一変な挙動をする。@matsmomushiで表現規制関係のツイッターもやってます。変な音楽集も。

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同人誌即売会用の作品で、印刷所に年齢表記を断られた場合

昨年、コミケ出典用の作品で、キャラクターの年齢表記(17歳)をしたところ、印刷所がコミケは年齢表記を自主規制していると勘違いしたケースが発生しているので、対処法を。

去年の事案について
http://togetter.com/li/351274
一応印刷はするものの、コミケに注意されると言われたそうです。しかし、ベテランの方が架空のキャラの年齢の自粛はないと否定されています。

同人誌即売会連絡会は以下のような、声明を出しています。
「「児童ポルノ法」は実在する18歳未満の児童(男女を問わず)を対象としたものであり、架空のキャラクターによるマンガ、アニメ、ゲーム、小説等は、現状では「児童ポルノ法」の規制対象になっていません。このため、これらメディアにおける18歳未満の架空キャラクターを用いたエロティシズム、バイオレンス表現は罪を問われることはありません。」
http://sokubaikairenrakukai.com/news070100.html
ただ、実在する18歳未満については絵でもNGです。

去年のケースは印刷所が即売会のスタンスを勘違いしていたものなので、声明や配布される(昨年のまとめにもある)コミケットアピールを見せると効果的です。

そして印刷業組合の声明にも架空のキャラクターが対象でないとあります。
http://www.doujin.gr.jp/foradult.html

それから、年齢表記が萎縮してしまう原因には、実在の者に限られることが条文上不明確(判例は明確になっているとしている。)という理由があると思うので、法解釈も見せると効果的です。
ちなみに以下のリンクは、ある団体が美術展に対し「児童ポルノだ」と苦情を入れた際に、実務家の方が解説したもの。
http://d.hatena.ne.jp/okumuraosaka/touch/20130205
実年齢、見た目年齢の区別ではなく、実在するかしないかの区別です。

まずは即売会の声明やコミケットアピールを見せたり、印刷して送るなりするといいでしょう。

あと、オマケ
わいせつに関する山口弁護士の解説
「シチュエーションや登場するキャラクターの年齢設定などは一切関係ありません」
http://yama-ben.cocolog-nifty.com/ooinikataru/cat21944642/index.html

なぜこのような記事を書いたかと言うと、年齢自粛をした作品を見過ぎたせいで、自分がゲームを作る際に不安になってしまい、詳しい解釈を調べる羽目になったからです。
(年齢表記しなかった場合、自分のゲームを見た人がまた同じような誤解をしてしまう可能性があるかもしれないという不安もありました。)
個人的には、業界の規制で年齢関係の規制をしなければならない場合も、年齢関係の規制は業界の自粛によるものという注釈を入れることを勧めていたりします。(業界が注釈もNGと言う場合は別ですが)

リプライを送って下さった方にも、数年前に印刷所に年齢表記の修正を求められたものの、萎縮してはならないと念を押し、印刷してもらった方がいましたが、コミケでは問題なく販売できたそうです。

今年の話では、業者の自粛があるDLsiteなどで販売するものには小学生表記に伏字を入れる一方、即売会には年齢関係の規制のない別バージョンを出展している方もいました。

また、一部の印刷所が小学生表記やランドセルなどを自粛している場合があり、それをコミケの基準だと思い込んでしまう作家さんもいるとの話。

これは流石に知っている方も多いでしょうが、都条例はあくまで18禁にできるだけなので、もともと18禁の作品は関係ありません。都条例の新基準は近親相姦と性犯罪全般なので、強姦や強制わいせつなど年齢以外の要素も含みますし、基準を満たしても知事に指定されるまで法的拘束力はありません。

それから、タイバニ同人誌などで商標権について誤解があった場合は、「指定商品・指定役務で使用しなければ侵害とならないこと」「指定商品・指定役務で使用しても、それが自他商品識別機能・出所表示機能を有さなければ侵害とならないこと(商標的使用否定の法理)」を知っているか確認してみましょう。商標権の侵害となるのは、それが書籍など類似商品の商標であり、同人誌がその商標権者のものであるという表示になるような使い方をした場合のみです。
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  1. 2013/07/13(土) 17:07:54|
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CGの摘発に関して

写真をもとにCGを作成したことで、児童買春防止法(児童ポルノ禁止法)で逮捕されたとのニュースがありますが、あくまで実在の人物を模写したからです。

あの法律、「児童」が実在の者に限るというだけで、絵やCGは「その他の物」に入ります。

条文
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H11/H11HO052.html

即売会連絡会の声明
http://sokubaikairenrakukai.com/news070100.html

法解釈(児童は実在の者とした判例)
http://d.hatena.ne.jp/okumuraosaka/touch/20130205

報道
http://sankei.jp.msn.com/smp/affairs/news/130711/crm13071113120003-s.htm
「昭和57年~平成5年に出版の9~14歳ぐらいの少女の写真をスキャナー取込し、髪形や姿勢を一部変え、顔などは少女とよく似るように色づけしてCG作成」「実在の少女の裸を基にしたものであれば少女の権利を侵害するため、今後も取り締まっていく」

奥村弁護士によるとトレスではなく写真を模写して一から描いたものだそうですが、実物を見た人によれば、少女は有名な写真集のモデルだった上に、CGも写真と殆ど違わないもので、これは流石に駄目だろと前から言われていたとか。

あと、児童ポルノに関して表現規制反対派があまりしらないことに、「子どもポルノ」という法律用語が既に存在するということがあります。これは奈良、栃木の条例で所持が規制されている13歳未満の実在する者のポルノのことで、日ユニの造語とは異なり、架空のキャラクターを描写したものは含まれません。

児ポ関係は奥村弁護士のサイトを参考にすれば、基本的に間違いありません。

栃木

http://d.hatena.ne.jp/okumuraosaka/touch/searchdiary?word=*%5B%BB%F9%C6%B8%A5%DD%A5%EB%A5%CE%A1%A6%BB%F9%C6%B8%C7%E3%BD%D5%5D&of=10

「また、本条例で規制する子どもポルノについては、児童ポルノ法と同様に、実在する子どもの姿態を描写したものに限定し、アニメやゲーム等の実在しない架空の児童を描写したものについては、規制の対象に含まないものとします。」


奈良
http://d.hatena.ne.jp/okumuraosaka/20120925

「また、子どもの姿態は、実在する子どもに係るものに限られ、絵画、アニメ、コミック等に描写された想像上の子どもに係るものは、「子どもポルノ」に該当しない。」

つまり、「子どもポルノ」には架空のキャラクターの絵や漫画、CGは含まれないのです!!
  1. 2013/07/11(木) 21:02:13|
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ヘイトスピーチという用語を使うべきではない

最近話題のヘイトスピーチについて。
ちなみに、もっと話題の児童買春防止法(児童ポルノ禁止法)の改正についてブログに記事を書いてないのは、結構議論されてて、自分独自の意見というものがあまりないからです。まあ、良いものも消えるからー、とか芸術無罪みたいな言説は大嫌いですが。芸術性のような意味不明な概念で許されるものは、そもそも規制する必要のない表現です。名誉毀損が芸術性を理由に許される訳がないでしょう。もっと、セクシャリティに対する偏見とか、内心を犯罪にすべきでないとか、中身を重視して欲しいです。

で、今日のテーマ。

まず、私は在特会のデモを擁護するつもりはありません。しかし、「ヘイトスピーチ」並びに「差別か否かを基準とした表現の規制」には反対します。理由は以下の通り。

まず、保護の対象を人種などに限定せず、集団一般にしたとします。それは流石に規制の範囲が広すぎるでしょう。ドイツのように「兵士は人殺し」と言っただけで、裁判に巻き込まれることになりかねません。(ドイツのケースで責任は生じていませんが)

では、人種や性別など、特定の属性を理由とした差別に限定すればどうでしょうか。その場合、「許される差別」と「許されない差別」ができてしまいます。
たとえば、女性差別は駄目だが、オタク差別はOKという風に。そうなれば、会田誠展に苦情を入れたような一部の人々が性表現を法をちらつかせて批難する一方、マスメディアはオタクを犯罪者予備軍であるかのように自由に報道できるということになりかねません。
人種や性別は生来的なもので、変えることができないので、特別に保護すべきという意見もあるかもしれません。しかし、生来的属性とそうでない属性を序列化し、生来的でないから差別されても仕方ない、嫌なら変えろなどというスタンスは、さらなる差別を生むことになるでしょう。
また、ヘイトスピーチの対象に性的指向を含めている国がありますが、性的指向と性的嗜好の区別は科学的なものではありません。じゃあ(同性愛と同基準での)小児性愛者も含めればよいのかというと、一部に犯罪行為をする小児性愛小者がいることも事実ですから、それはやり過ぎでしょう。かといって、客観的に危険である可能性のある集団は保護の対象から外すというのでは、差別を公認するようなものですし、同性愛に関しても昔は「ゲイが増えれば女性や子供の安全が脅かされる」という言説(なんで女性なのって思うけど)があったのは事実です。また、在特会の人々は在日コリアンの犯罪率が多いということを主張している以上、彼らにとって在日コリアンは危険な可能性のある集団なのです。一部の人々が(同性愛と同基準での)小児性愛者を危険視するように。

それに、生来的か否かで区別すると、民族の文化や宗教は保護されません。かといって民族や宗教を特別に保護すれば、民族の伝統文化批判は許されるが、オタク文化は批難し放題という、文化の序列化が起こります。また、風習の中にも、イスラムの児童婚のように人権の観点から批判の対象になるものがあり、そういったものが批判しにくくなるという問題もあります。(架空の性表現を引き合いにオタクを犯罪者扱いできるが、実際の児童婚を引き合いにイスラム教徒を犯罪者扱いしたら犯罪になってしまいます。)
フランスではつい最近イスラムの礼拝をナチスの占領に例えたとして、ルペン氏が憎悪扇動の罪で逮捕されましたが、そんなフランスでもブルカが女性差別的であるとして、公共の場所で女性が自らブルカを着用することも禁止となりました。何なんでしょうか、この二枚舌は。「ナチス」発言が原因ならそれはレトリックの取り締まりにすぎないという点で問題があります。

でも、目の前で「死ね」「殺せ」などと叫ぶデモを放っておけるわけがない。だったらどうすれば良いのか。

そのままです、目の前で「死ね」「殺せ」というデモを取り締まれば良いのです。「明白かつ現在の危険」を基準にして。そうすれば、「許される差別」と「許されない差別」が生まれることはありません。

鶴橋で「朝鮮人を殺せ」と集団で叫び、それが危険性のあるものならば、逮捕可能です。
コミケの前で「オタクを殺せ」でも、自衛隊基地の前で「自衛隊員を殺せ」でも同じです。

一方で、「竹島返せ」「表現規制しろ」「自衛隊廃止しろ」と叫ぶのは自由です。

そして、何よりも大切なのは「ヘイトスピーチ」という言葉は用いるべきではないということです。
「児童ポルノ」という名称のせいで、被写体の保護が目的であったはずの児童ポルノを、趣向の統制にまで拡大しようという動きが起こりました。もしこれが、児童虐待記録物であれば、このようなことにはならなかったでしょう。
だから、主張の規制へとシフトしないように、「ヘイトスピーチ」ではなく、「扇動・脅迫的集団示威行為」という名称を用い、規制の範囲を明確にすべきです。


なお、在特会のデモは現行法でも騒乱罪や業務妨害罪に触れる可能性はあります。しかし、明文の規定なく取り締まるのはやっぱり.....と思うので。

共感していただけたなら、この「扇動・脅迫的集団示威行為」という名称を広めていただきたいと思います。
定義は「生命・身体に対する犯罪行為の扇動または聴衆に対する脅迫となる行為が継続反復して行われる集団示威行為であって、明白かつ現在の危険性を有するもの。」で、さらに何か絞りをかけるといいかと。







  1. 2013/07/11(木) 12:00:10|
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