実験的な官能小説を書いてみた(概念注入、架空性器、未元概念モノ) その2

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前回 の続きです。

現時点では18禁としておきますが、私は性表現を閲覧することに関して、18歳という線引は高すぎるため反対の立場です。

陵辱ものである他、快楽描写はなく、ひたすら陰惨さが強調されているので、苦手な方はご注意下さい。


-------以下本文-------

気がつくと、私の胸元からは、綺麗な白緑色をした突起のような物が生えていた。
「なっ、一体何なんだこれは...」
私は恐怖に顔を強張らせた。
その奇妙な物体は、5つの扁平な袋が縦に連なり、まるで巨塔のようにそびえ立っていた。そして、表明はぬめぬめした粘膜に覆われ、それぞれの袋の中に珠のようなものが入っているのが見える。
「知りたい?」
「ああ。私は今以上に酷い目に遭わなければならないのか?」
「その通り。これはヴォラヌ器といって、普通の人間なら精神が崩壊してしまうような、壮絶な陵辱を乗り越えた女の身体にのみ現れる特別な器官なの。ほら、柚架ちゃん。数ヶ月間休む暇なくマワされ続けたり、左右の胸と口内と子宮と尿道と腸内に卵を産み付けられて蟲を一杯出産したり、浣腸されて3日間我慢してウンチをぶりぶりって捻り出す姿を世界中の人たちに視られちゃったりして、挙げ句の果てに身体にレイプそのものを流し込まれちゃったでしょ。だから、こんなものが生えちゃったのよ。」
そんな馬鹿な...
私は今まで26年も生きてきた。散々今まで悲惨な目にも遭っているし、性に関する知識は嫌という程、自分の身に刻みつけられてきた。
だが、そのような器官が女性の身体に存在するという話は、今まで聞いたことがない。
「うーん、ネタばらしをしちゃうと、これは私が半月近く考えて創ったファンタジーなの。この世界の全男女に私オリジナルの、とびっきりスペシャルな性器が「有ったことにしちゃう。」これが私のクレイドル・オブ・フィルスの第二の能力なの。」
状況を把握したとき、私はすでにこのヴォラヌ器というものの怖ろしさを、その身で感じていた。自分の身体のその部位を、目の前の女が視ているというだけで、物凄い羞恥と屈辱が、私の身体に流れ込んでくるのだ。その壮絶さは、数ヶ月に渡る輪姦の事後や、私の痴態をネットを通じて全世界に広められた時の比ではなく、あの忌まわしき赤い霧を流し込まれた時にも勝るようなものであった。私がそのおぞましい感覚に身を震わせるさなか、ローザは私の禁断の部位を軽蔑したような目で眺めながら、説明を始めた。
「柚架ちゃん、ここに5つの珠が入ってるのが分かるでしょ。この珠について、ウブな柚架ちゃんに教えてあげる。」
そういって、ローザは私のヴォラヌ器を撫で回し始めた。私の身体を包む羞恥と屈辱が、激しく燃えあがる。
「この珠が入っている袋を撫で回してあげると、この袋は段々と黒くなっちゃうの。それで、黒くなって、黒くなって、限界まで黒くなっちゃうと、中に入ってる珠がポロンって外に出ちゃう。その珠が外に出ちゃうことは、世界中の女にとって、この上ない絶望なの。」
ローザが話し終える前から、私はそのことを既に承知していた。クレイドル・オブ・フィルスの第二の能力は、本来人間に有りもしない身体の部位を「有ったことにする」能力。
当然そこに宿る社会的な意味も、私だけでなく全世界の人間が共有しているのである。
「ふざけるな。私はそんなありもしない幻想に、心を壊されるような柔な人間ではない!!」
「それはありえないわよ。だって、ヴォラヌ器を侵されることは、すべての女にとってこの上ない不幸なのよ。どんな屈強な女にだって、耐えられるはずはないわ。」
事実、ローザの言うとおり、私の心はこの時点でもう名状し難い状況であった。先ほどの赤い霧を流し込まれた時には既にもうズタズタで、目の前の女にヴォラヌ器を視られたときには既に限界に達していた。そしてヴォラヌ器にあの女の手が触れた時点で、この世界に私の心を語る言葉は皆無となったのである。
「ヴォラヌ器の珠は、上から順にオーネ珠、ゼルア珠、ニラ珠、キュシア珠、そして一番下の袋に入ってるのがヴァリエヌ珠よ。これらの珠は、上から順番じゃないと外に出ないの。今まで、オーネ珠を出された女の人は、世界に数百人いるらしいわ。珠を失った彼女たちは、みんな自分のことが嫌いになっちゃって、10日以内に自ら命を絶ったそうよ。さて、柚架ちゃん。あなたは、生きる希望を保っていられるかしら?」
ローザは私のヴォラヌ器の、一番上の袋を手で揉みほぐし始めた。くねくねと両手で丁寧に、白緑色の巨塔の先っちょを弄くり回す。その神々しい色は段々と黒味ががっていき、どんどんどす黒い色へと変わり果てて行く。
(そんな、私の大切な珠が...)
この時、私はすでに、あの女が創り出したありもしない幻想に呑み込まれていた。元々人間の身体には存在するはずのない直径5センチほどの小さな珠を、この世で何よりも自分を象徴するものように感じていたのである。数分後、私の一番上の袋は、一切の色を失い、真っ黒へと変わり果てた。
「さあ、もう少しで柚架ちゃんの大事な大事な一つ目の珠が、外に出るわよ。」
ローザの手の動きが激しくなる。ローザの手がストロークする度に、私の屈辱の海に、真っ黒な絶望が近づいては、届くことなく離れていく。
まるで私が世界で何よりも劣った存在であるかのような感覚...
他人の前に自分の姿を晒すのも恥ずかしい...
いや、私がこの世に存在していることそれ自体が恥ずかしい...
そんな感覚が段々とと目前に迫るようになり、次の瞬間、私の身体の中を満たした。
ポロン...と、真っ白に輝く楕円体が、私の胸元に落ちた。
「柚架ちゃん、ついに出ちゃったわね。女の子の大事なものが。」
「ああ...」
私は真っ黒な絶望の海の上で漂い、何も応えることが出来なかった。
「あれ、そんな顔しちゃって。ひょっとして、柚架ちゃん?自分のことが嫌いになっちゃった?」
私は、もう生きていること自体が苦しかった。一刻も早く右手の剣で自分の身体を貫きたい。そんな思いに支配されていた。ただ、右腕はあの女のクレイドル・オブ・フィルスの手で押さえつけられ、動かそうにも動かせなかった。
「うふふ。まだ死んじゃダメよ。私、一度見てみたかったのよ。この珠を全部抜かれた女がどうなっちゃうか。」
ローザは嬉しそうな笑みを浮かべたがら、柚架の上から二番目の袋を揉みほぐし始めた。
「ゼルア珠を抜かれた女の人は、世界に数人いるそうよ。そのうち正気でいられた人は一人もいない。みんな気が狂っちゃったの。さて、これまでどんな辱めを受けても平気だった柚架ちゃんは、正気でいられるかしら?」
ローザの手の動きとともに、私の二番目の袋はどんどん黒ずんでいく。そしてそは、数分後真っ黒に変わり果てた。しかし、羞恥と絶望に塗れた私には、ただその光景が図形として目に飛び込んで来ただけであった。
「もうすぐ、2番目の珠が抜けちゃうわね。柚架ちゃん。」
ローザが手の動きを早めた。私の口からは、ただ苦しいそうな声が漏れるのみ。
ポロン...と白い珠が袋から飛び出す。
「柚架ちゃん。これがあなたの二つ目の珠よ。」
ローザは珠を指で摘み、私はの目の前に見せつけた。珠を他人に触られるということ自体が、女性には何よりも耐え難いことであったが、もう心が地獄の奥底まで沈んでしまった私には、それを感じることさえできなかった。私の誇りと価値は、この世で何よりも下にあるもののさらにその下に落ちてしまったのである。
「あれー、反応が薄くてつまんないわね。もうちょっと私に気をつかってくれてもいいのになあ。」
ローザは、上から三番目の袋に手をかけ、擦り始めた。
「いよいよニラ珠ね。これを出した女の人は、世界で今までいないらしいわ。噂によると、快楽とも苦痛とも屈辱とも全く異なる、他にはない感覚が味わえるんだって。柚架ちゃん、よかったじゃない。あなたは世界で始めて、他の人が経験したことのない感情を経験するのよ。」
私の三番目の袋はとうとう真っ黒になり、純白の珠を吐き出した。
「いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ...」
これまで声を出すことも出来なかった私の口が、無意識に甲高い音を吐き出した。同時に、これまで経験したことのない感情が私を襲う。それはローザの言う通り、快楽でも苦痛でも屈辱でもなかった。ベクトルが異なるというより、この世界に存在するあらゆる感覚とは次元を異にするものであった。これまで味わったいかなる感情より醜悪という表現は適切ではない。次元を異にする以上比較対象ではないのである。
「あら、白目を向いて倒れちゃった。ウンチとおしっこを垂れ流しているのはどうでも良いとして、ヴォラヌ器から「ぶつぶつの混じりの紅い液体」が流れでているのは驚きだわ。」
紅い液体というのは、リンゲス液だった。マウスを始めとした数百種類の動物に性的な陵辱行為を継続して行った場合、絶命の直前にこの液体を垂れ流すことが確認されている。ただ、この現象は今まで人間では確認されたことがなかった。
「まさか人間でリンゲス液を出しちゃう人がいるなんて、思いもしなかったわ。もう、柚架ちゃんは終わりね。でも、私にとってはまだ終わりじゃないの。あなたの5つ目の珠を抜くまではね。」
ローザは私のヴォラヌ器の四番目を弄くり始めた。女の手が袋を擦る度に、私の身体は先程のおぞましい感覚を繰り返し味わうのだった。それは女性、いや全人類にとって、耐えられる、耐えられないの問題ではないのである。私のヴォラヌ器はとうとう四番目の珠を吐き出した。
「すごいわ。ついに四番目が抜けたわ。」
ローザは嬉しそうな笑みを私に投げかける。
「ところで、気分はどんな感じ?何か変わりはある?」
私の心と身体は、驚くべき変化を遂げていた。ローザの手がヴォラヌ器から離れているにも関わらず、先程の名状不可能な感覚が、絶え間無く繰り返し続けるのである。口からはそれに合わせて奇声が絶え間なく漏れる。そして私のヴォラヌ器からは、あのぶつぶつ混じりの紅い液体がドロドロと流出し続けていた。
「あら、柚架ちゃんはあのとびっきりスペシャルな感覚を、延々に味わい続ける運命になったみたいね。」
もう私は自分の終焉を確信した。いやむしろ、すぐに終焉を迎えることが出来ないことこそ最大の問題であった。快楽とも苦痛とも屈辱とも次元を異にする、醜悪さの程度の問題でさえない感覚が、絶え間なく私を襲い続ける。私には、その感覚が蝕むことのできる心さえ残っていなかった。
そんな私を嬉しそうに眺めなが、ローザは私の最後の袋に手をかけた。
「ついにこの時が来たわね。ヴァリエヌ珠を抜かれた女がどうなるのか、私、ずっと知りたかったのよ。さーて、これが終わったら、そのゾノアブレードで命を絶たせてあげるから、それまでの辛抱よ。」
そう言って、ローザは私の萎れたヴォラヌ器を擦り上げ始めた。例の感覚は今までの数万倍以上に膨れ上がり、いや全く別の次元へと飛躍したと言った方が正しい。絶え間なく流れ出でるリンゲス液にも、緑や青などの別の液体が入り混じり、私のヴォラヌ器は挙句の果てにこげ茶色をした巻貝のようなものまで吐き出し始めた。自分が発している声でさえ、私にはただ遠くで響く物音のように感じられた。
「もはや柚架ちゃん、わけが分からない状態だわね。」
ローザがストロークを強める。あの感覚がさらなる別次元へと飛躍する。
「さあ、もう少しよ。随分と黒くなって来てるから。」
私の心と身体は、これまでに数百回の終焉を迎えていた。終焉の後の世界でのさらなる終焉。そしてさらにその後の世界での終焉。もはや終焉とは全く異なるものを経験していたと言っていいのかもしれない。
そしていよいよ、私に最後の珠を失う時が迫った。
「遂に真っ黒になったわ。じゃあ、いくわよ。3...」
私は終焉を迎えた。
「2...」
次に私が迎えたのは終焉でさえなかった。
「1...」
もはや名状不可能という言葉さえ適切でない。
「0...」
ポロン...と珠が落ちる。
数十秒の静けさ。
「あれ、何も変わりないじゃない?リンゲス液が虹色になって、異物だらけになっただけだわ。」
外界しか見えないローザには、それだけだったのかもしれない。ただ、私にとってはそうではなかった。例の感覚が一度に数億個、いや無限に押し寄せるような感覚を、私は身体全体、いや外界の世界全体で絶え間なく味わい続けていたのである。だが、ローザはそんなことを知る筈もなく、がっかりしたような表情を浮かべるだけだった。
「はぁ...。期待はずれだわ。あまりにもツマラナイ結末だったから、最後に2つだけやらせて。」
ローザはそう言うと、私が吐き出した五つの珠を拾い集めた。そして、あろうことか私の口に詰め込んだ。
「さあ、飲み込みなさい。」
(ヴォラヌ器の珠を全部吐き出した上に、まだそれを口で飲み込むなんて...)
信じられない状況だった。だが、右腕が自由になるためには仕方ない。私は最後の力を振り絞って、それを噛み砕いて飲み込んだ。その時の感覚は、もはや言葉に直す気さえ起きない。
「いやー、凄いわね。女の子の大切な大切な珠を、しかも五つも一度に飲み込んじゃうなんて。これは柚架ちゃんにしか出来ない芸当だわ。」
その感覚は、珠が喉元を通り過ぎた後も永久に残り続けた。
「うーん、やっぱり目立った変化がないわね。じゃあ、最後にこれを。」
次の瞬間、物凄い音とともに、クレイドル・オブ・フィルスの全身が鮮やかな黄緑色に変色した。黄緑色の霧に触れた身体の部位は、例の感覚が別次元に飛躍したという表現さえ的確でない状態に陥った。
「クレイドル・オブ・フィルス第一の能力は、性的な陵辱そのものを具現化し、人間の身体に直前流し込むものだったわよね。そしてクレイドル・オブ・フィルス第二の能力は、この世界の人間の身体に架空の器官が「有ったこと」にし、私がしたような行為を可能にするというものだった、と。第二の能力により私が行ったものは、もはや性的な陵辱とは全く別の概念。そうなれば、クレイドル・オブ・フィルス第三の能力は...」
私にはその次自分の身に何が起こるかは察しがついたが、もはやそんなことはどうでも良かった。私の予想通り、クレイドル・オブ・フィルス第三の能力は、先程あの女が私に対して行った行為を、具現化して私の身体に直接流し込むというもの。しかも、それは先程の一連の行為を1としたとき、それを何億倍、何兆倍にも増幅させたものらしい。クレイドル・オブ・フィルスは私の胴を左手で掴み上げ、鮮やかな黄緑色の霧を私に流し込んだ。その時、そしてその後に私が味わった感覚については、もはや書く必要はないだろう。
ローザはその後約束通り私を自由にした。そして、私に、ゾノアブレードで自分の身体を貫き、全てから解放されるよう勧めてくれた。私はその時、深くにもそれが彼女の愛情であるかのように感じてしまったのである。しかし、私はその後ふと我に返った。
(今なら、あの女を殺れる...)
私は、右腕の剣を勢い良く目の前の黄緑色の霧状の怪物に向かって振り上げた。
「それはできっこないって言ったじゃない。私のクレイドル・オブ・フィルスを攻撃することは、男にとっても、女にとっても、物凄く恥ずかしい事...」
次の瞬間、目の前の霧の怪物は、真っ二つに裁断された。
「そんな馬鹿な...性的な暴力はこの世界での絶対的な脅威なのよ。暗黒のような中坊レベルの力に、負けるはずが...」
ローザは、冷や汗を垂らしながら後ずさりした。
「私は辱めとさえ異なることを、お前から散々受けてきた。今更この怪物を斬ることぐらい、恥じる必要はなかろう。私のゾノアブレードは、あらゆる絶対的なものを破壊する万物破壊の剣。お前のその力を斬るのに相応しい!!」
私はもう一度剣を横に振り、クレイドル・オブ・フィルスの身体をあの女と一緒にぶった斬った。私は、あの女との戦いに、とりあえずは勝利したのである。
しかし、私の身体は取り返しがつかないことになってしまった。例の名状し難い感覚は常に私にまとわり付き、全て珠の抜かれたヴォラヌ器も常に私の身体の外に出ているのである。それは他には無いような異臭を放ち続け、この世界の男女全てに、本能的にそれが「全ての珠を失ったヴォラヌ器の匂い」であると確信させてしまう。そして、全ての人間は男女を問わずヴォラヌ器を求める欲求を抑えることが出来ない。それは単なる性欲とは次元が違う。私のことは「珠なし女の柚架」として全世界に広まり、私は毎日のようにその禁断の器官を、あらゆるこの世界の男女に弄ばれ続けた。当然生活もままならず、私は隙を見てある無人島へと脱出した。
だが、全ての珠を失ったヴォラヌ器の匂いには、魔物や動物や虫たちも抗うことはできない。私はその島でも日々、その禁断の器官弄ばれ続けた。その度に、普段から続く例の感覚は、遥か遠くの次元へと飛躍する。(というより、私のヴォラヌ器の空になった袋の中には無数の小さな虫が入り込み、彼らから責めを受けない時間は無かった。)ただ、私の心はやはり頑丈だった。信じられないだろうが、私はそれにも勝るような物凄い気丈さで、永久に続くであろうその感覚と闘い続けたのである。そして、そのような次元の違う苦境の中、日々のささやかな幸せと、ただ生きたいという目的の旅に、万物破壊の剣ゾノアブレードとともに生き続けるのであった。
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