とりあえず作ってみた(仮)

ユカの冒険というフリゲRPGを製作中です。RPGなのにキーアイテムを集めて扉を開くという、マリオの3Dゲームみたいなシステムです。あと敵が逐一変な挙動をする。@matsmomushiで表現規制関係のツイッターもやってます。変な音楽集も。

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ネットの「女叩き」発生のメカニズムに関する個人的考察


フェミニストでツイッターをされている方で、ネットでは女性嫌悪(ミソジニー)書き込みが多いという人が結構います。自分自身、その通りだと思います。しかし、それを女性蔑視が原因だとしてしまうのは間違いだと考えています。ジェンダー界隈では、「蔑視」「嫌悪」さらには「性的欲求」までを一くくりにしてしまう人が多いように感じるのですが、これらは全然別々の感情ですよ。

これは女性批判の書き込みをしている人々と、それを批判するフェミニスト等の人々双方を対象にして書きました。したがって、どちらかに一方に都合の良いことは書いていないと思って下さい。また、あくまで自分の考え方に過ぎないと銘打った上でお話ししたいと思います。

1.ミソジニー書き込みをする男性には女性は得をしているという考えがある

まず、女性叩きをする男性は、女性が社会において得をしていると考えていることが多いです。具体的には女性専用車両や女性割引、アファーマティブアクション、割り勘問題などです。フェミニストの方には、これら(割引や割り勘はともかく)は差別ではなく女性が不利益を被っていることの是正とみる人が多いと思いますが、それはあくまで一つの考え方です。客観的には性別で差を設けている以上は、不当な差別と考える人がいてもおかしくないのです。もちろん、これらの制度が不当であるとしても、それは制度の是非であって女性を憎悪するのは誤りですが、ネットのミソジニーは、家父長主義的な女性蔑視ではなく、平等に対する考え方の違いから生まれる対立と言うべきではないでしょうか。

この対立の背景には、男性には男性が得をしている部分は見えづらく、男性のみが一方的に損をしていると思い込むことがあると思います。(逆に女性には女性が得をしている部分は見えづらいと思います。)

実を言うと、昔は自分も「地上派メディアでは男性が悪く言われ女性が持ち上げられてるんだから、ネットでは女性を叩いても良いんじゃないか。」と考えていたときがありました。そういう埋め合わせ的な感覚でミソジニー書き込みをしている人は割と多いと思います。もちろん、地上派メディアで男性の方が良く扱われていると考える人もいるのと、そこから「ネットでは女性が悪く言われているから今度は男性を……」と憎悪の連鎖が続くので、ミソジニー書き込みはすべきではありませんが。

2.男性が男性の女性不信を高揚させている

ある男性が勝手に女性は男性を差別しているという書き込みをし、それを見た別の男性がミソジニーを高揚させるというケースがよくあると感じます。たとえば

イケメンが女性に声をかける→結婚生活
おまいらが女性に声をかける→刑務所生活

など、具体的にその例を見た訳でもないのに、面白半分や自嘲ネタのつもりであたかもそういう例があるように書き込み、別の男性がそれを真実だと捉えてしまうのです。もちろん、性犯罪に関する司法判断などについては杜撰な部分もあると思いますが、私としては女性が容姿で人を犯罪者にした例は聞いたことがないですし、少なくともフェミニストの人はイケメンでも現実でセクハラはされたくないと言っている人が多いです。

最近ではまとめサイトが男性差別や容姿の劣った男性の不利に対する記事を載せていますが、これらの中には真摯に男性の人権を考えたものばかりではなく、内容を誇張し、男性の怒りを煽ることでPVを稼ごうとしているものがかなり含まれていると感じます。

また、男性が別の男性に対し、「お前みたいなのは女性に気持ち悪がられる。」「俺達みたいなのは女性に気持ち悪がられる。」と、マウンティングや道連れの形で女性不信を煽るケースもあります。その仕返しとして、女性の画像に「ブス」などの書き込みをする人がいるのではないかと考えています。リアルはともかくネットで男性の画像に容姿を貶す書き込みをしている女性はあまりいないと感じます。

ただし経験則として、小学校や中学校、高校などでは、女子生徒が容姿の劣った男子生徒を避けたり、身体の接触を過剰に嫌ったりするといういじめがあるので、それが男性が容姿により性犯罪者にされるのではないかという不安を抱える原因になっていると考えます。(当然ながら男子生徒から女子生徒への同様のいじめも同じ位あります。)

3.ロマンティック・ラブ・イデオロギーの圧力

女性が自分を恋愛や性の対象とみないことについて、女性を恨んでいるケースです。当然ながら、男性にも女性の好き嫌いはありますし、女性がどの男性を好きになろうが自由です。これについては、男性の中で恋愛や性行為を「しなければならないもの」とみなす風潮が根底にあると思います。要はモテない男性に対する偏見や劣等感、何歳までに童貞を捨てないといけない等の圧力です。つまり、現実の恋愛や性行為は必須のものではないという意識を、広めることが重要でしょう。


4.最後に
女性批判をする男性へ:(これは男性批判にも言えることですが)平等に対する考え方は人それぞれです。時には自分の考え方と違う形での平等を受け入れなくてはいけないこともあります。もし今ある状態が平等でないと感じるならば、制度や不平等自体を冷静に批判しましょう。異性自体へのバッシングでそれを埋め合わせるのは誤りです。
また「女性は男性をこう思っている」ということに関して、常に「実際にその実例を見たのか。」「男性が女性に対して同じ扱いをしていないか。」を確かめると良いと思います。

ネットのミソジニー批判をする女性へ:男性は女性を下に見ていると過度に思い込んでいないでしょうか。女性は男性より劣ってるなどと考えている男性はいたとしてもごく少数でしょう。女性全体を恨む男性は、不公平を感じていたり、女性への不信を持っていたりすることが多いです。男性が不利と感じる男性が存在することを受け止めた上で、女性側の不利益や、女性自体を恨むのは違うということを冷静に伝えていく必要があるのではないでしょうか。
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テーマ:心と身体 - ジャンル:心と身体

  1. 2015/03/18(水) 05:56:24|
  2. いわゆる男女論とか
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:10
<<あらゆるセクシュアリティの政治的に正しい部分を挙げる | ホーム | 雑多になるので>>

コメント

Twitterで見ました

こんにちは、Twitterで記事が拡散されていたので見ました。
仰る通りだと思います。

性差別に反対するのと、女叩き(男叩き)をするのは別ですよね。
無論、そんな差別制度を「あくまで商業サービス」「社会では女性が損しているんだからしょうがない」などと肯定している女性・男性が居るのも問題だと思いますし、そういう人はクソフェミとかバカマッチョと言われるのも一理あるかも知れません。
しかしながら、女性全般、ないしは男性全般にその矛先を向けるのはお門違いであり、一番の原因は物にもよりますがその商業サービスであったり、社会制度であれば政治や国の問題なので、一番批判すべきはそこですが、そこを履き違えて自らクソマスキュに成り下がってるマスキュリストや更にそれを拡大解釈してクソフェミになっているフェミニストも一定数いるのが問題ですね。

あとマウンティングや不安煽りの問題ですが、これは男性同士、女性同士、あとネットやテレビなどのメディアと視聴者の間でも行われていますが、全くもって由々しい事ですね。
男女の争いを尻目に金やPVを稼ぐのっておぞましいと思います。
こんなノイズに騙されずに中立的な立場をとれば、フェミニストもマスキュリストも「男女平等」という目的は同じですし、またそれぞれの立場だとなかなか相手の事までを思い遣るのは難しいため、ジェンダーフリーにはどちらも必要なんじゃないかと思います。
変なことに惑わされず、フェミニストとマスキュリストが一緒になって男女平等を目指せるようになり、また男女がお互いを正しく理解出来る世の中になると良いですね。
  1. 2015/03/18(水) 18:19:27 |
  2. URL |
  3. リンク #-
  4. [ 編集 ]

Re: Twitterで見ました

リンクさん、返信ありがとうございます。

本当、いち早くそういう方向に向かって欲しいです。
  1. 2015/03/21(土) 20:03:02 |
  2. URL |
  3. まつもむし #-
  4. [ 編集 ]

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
  1. 2015/09/20(日) 16:14:05 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集 ]

Re: こんにちは

コメントありがとうございます。
こちらも、応援していただいている方がいると思うと勇気づけられます。

一人のアカウントやブログでどこまで広まるかは分かりませんが、このブログを見てくれた人が中立で的な観点を大切にし、さらにその人が情報を発信して、さらにその情報を見た人が...という連鎖が続けば、ネットの性や地域に関する対立構図はしだいに緩やかになると信じています。
  1. 2015/09/23(水) 22:30:08 |
  2. URL |
  3. まつもむし #-
  4. [ 編集 ]

 現実ではある集団への恨みを持っていても、個人に向けなければよいと思います。しかしネットという環境では歯止めがなく暴走しやすいため、この記事のように抑止する何かがもっと人の目にふれればいいなと思いました。
 だからおっしゃっていることは正しいと思います。ただ、中立というよりは男性側から書かれた記事だな、という印象を受けました。だからこそ女性嫌悪を持つ男性に届くのかもしれません。
 私も無意識に、女・日本人など自分の所属している集団にアイデンティティを感じ、そっちに有利な情報だけを取捨選択し取り入れてしまっているであろうことを、自覚させられました。中立って難しいですね。でも、目指していきたいと思います。
 応援しています。
  1. 2016/07/14(木) 16:42:50 |
  2. URL |
  3. #-
  4. [ 編集 ]

>女性側の不利益や、女性自体を恨むのは違うということを冷静に伝えていく必要があるのではないでしょうか。

そんな試みはとっくの昔に諦めた歴史がネットにあります
いつまで女が大人の態度てま我慢しなければいけないんでしょうか
冷静になるべきは男性でしょう
いつまでも女性が優しくいられると思わないで欲しいです
  1. 2016/08/14(日) 23:17:48 |
  2. URL |
  3. #-
  4. [ 編集 ]

>女性は男性より劣ってるなどと考えている男性はいたとしてもごく少数でしょう。

そんなことないですよ。ネットのミソジニストは「女は男より劣っている」ことを自明の理としています。コピペにもしています。
○○は劣っている…これを古典的差別
○○は優遇されている、特権がある…これを現代的差別といいます。
ネットの韓国人差別、女性差別はこの両者が合わさっています。
  1. 2016/12/07(水) 17:13:01 |
  2. URL |
  3.   #-
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし


> そんなことないですよ。ネットのミソジニストは「女は男より劣っている」ことを自明の理としています。コピペにもしています。

具体的な文脈を見ないと分かりませんが、それも本当に女性が男性より劣っていると主張したいのではなく、「男性の不利益(と書き込みをした人がとらえていること)があるからこっちもしてやれ」という報復感覚で、「古典的差別」を行っているという面が強いと自分は思います。

もちろん、そうした手法を許容するつもりはありませんが。
  1. 2017/04/23(日) 14:54:13 |
  2. URL |
  3. まつもむし #-
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承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです
  1. 2017/04/30(日) 07:37:07 |
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このコメントは管理人のみ閲覧できます
  1. 2017/05/05(金) 19:43:44 |
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